広島城
2014/10/02
広島県西部、太田川河口の三角州に築かれた平城。国史跡。
別名鯉城、在間城、当麻城。
1589年(天正17)、毛利輝元が築城を開始した。10年後には、5重の大天守と3重の小天守2基を擁する、中国地方8か国120万石の大名にふさわしい壮大な城郭が完成。この地は広島と命名された。しかし輝元は関ヶ原の合戦に敗れ、周防・長門2国に減封。完成後間もない広島城を失い、東軍についた福島正則が入城する。
1619年(元和5)、福島正則は洪水による被害の修復を幕府から武家諸法度を破った無届け改築ととがめられ、改易され信濃国川中島へ転封された。かわって浅野長晟が入城、その後は浅野氏の居城として続く。
複連結式の天守は第二次世界大戦中の原爆で倒壊し、現在、大天守のみが復興されている。
所在地 | 広島市中区基町21-1 |
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見学時間 | 9:00〜18:00 ※12月1日から2月末日までの平日は9:00〜17:00 |
遺構 | 石垣、堀 |
築城年 | 1589年(天正17) |
築城者 | 毛利輝元 |
主な城主 | 毛利氏、福島氏、浅野氏 |
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