明石城
明石海峡近くまで迫った丘陵に築かれた平山城である。
別名喜春城、錦江城。
大坂夏の陣で戦功をたて、1617年(元和3)に明石10万石を賜った小笠原忠真は、はじめ船上城に入った。しかし交通の要所に新規築城を計画する。資材は、一国一城令で廃城になった周辺の三木・高砂・船上・枝吉城などから運ばせた。1619年(元和5)に完成。
以後城主は、戸田・大久保・松平・本多・松平氏と替わって明治維新を迎える。
石垣や堀、櫓2基(重文)が現存。巽櫓は、船上城の遺構である。坤櫓は伏見城の遺構と伝わる。
所在地 | 兵庫県明石市明石公園1-27 |
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見学時間 | 10:00〜16:00 |
遺構 | 櫓、石垣、堀、移築門 |
築城年 | 1618年(元和4) |
築城者 | 小笠原忠真 |
主な城主 | 小笠原氏、松平氏(戸田氏)、大久保氏、本多氏、松平氏 |
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